ALTと使うスマートボード教材集」の使い方
この教材集には三種類ずつの教材があります。
・ フラッシュカード
・ 個別評定の教材
・ 児童全員がALTと一対一で話す教材
1.フラッシュカードコンテンツ
このコンテンツでは6つの絵が並んでいます。絵をクリックすると、大きく表示されます。もう一度絵をクリックすると元の画面に戻ります。
新出単語を聞かせるだけでなく、対話文を使う状況を提示する際にも活用できます。
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2.個別評定の教材
ALTの質問に対して、大きな声で返事ができたか、動きをつけて全身で表現できたかを評定するコンテンツです。担任がスタートボタンを押すと開始されます。6つの絵が順次点灯するので、子どもたちに画面をクリックさせます。すると1つの絵が選ばれます。
この画面の場合、hungryが選ばれました。
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ALT:How are you?(と質問します)
児童:I'm hungry.(と表示された絵を答えさせます)
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児童が答えた後、点数が表示されます。端から見れば、パソコンが自動的に評定したように見えます。しかし、担任が評定しているです。実はこの絵の両端には隠しボタンがあります。下は0点、上は百点です。一点単位で百個の隠しボタンがあります。ALTと児童の対話を見て、声や動作の大きさを基準に点数をつけます。低い点数を付けるときには画面の下の方、高い点数をつけるときには画面の上の方をクリックしてください。
(隠しボタン)
3.ALTと一対一で話す教材
この教材を使うことで、児童全員がテンポよくALTと対話することができます。
この教材の使い方は次の通りです。
@ALTがHow are you?と児童一人に尋ねます。
A児童がI'm fine.等と自分の気持ちを答えます。
B答えた児童に、スマートボード上に表示されているfineの絵をクリックさせます。
Cすると、絵をクリックした回数が集計されます。
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fineをクリックすると、カウントが1つ増えます。
また@からの繰り返しです。担任は、列指名等で、次々と児童をALTに前に誘導することになります。
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グラフボタンをクリックするとグラフが表示されます。この場合、Five people are fine.Three people are hungry.One
person is hot.と、ALTに言ってもらい、児童にリピートさせることができます。数の数え方や、is,areの使い方、people,personの使い分けを自然と教えることができます。
このコンテンツを活用することにより、ALTと 一対一で対話するときのヒントを提示することができます。また、どの答えに何人が答えたかが分かるので、他の児童が対話する様子もお互いに注意深く見合うようになります。
(ワンポイントアドバイス)
ALTとの授業では、できればローマ字で名札を作成し、全員の児童につけさせることをお勧めします。ALTに名前を呼んでもらうと、児童にとって対話した実感が増えるからです。