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岡本真砂夫(TOSS西風、法則化サークル「大好き」)
授業で是非使いたいフラッシュカードのご紹介
授業の導入にフラッシュカードはたいへん有効です。
数秒ですべての子が集中するので、大いに活用できます。授業の始めに、「静かにしなさい」「座りなさい」などと言う必要はありません。フラッシュカードを始めると、子どもたちはあっという間に集中します。
低学年でも、高学年でも喜ばれます。
特に評判がよいフラッシュカードを紹介します。
@ことわざカード(第1集、第2集 くもん出版 854円)
私のクラスで、人気ナンバー1のカードです。
教師「犬も歩けば」 児童「棒に当たる」
教師「石の上にも」 児童「3年」
教師「住めば」 児童「都」
テンポよく進めることが出来ます。コツは、あまりことわざの意味を説明せず、テンポよく進めることです。最初はほとんどの子どもが意味も続きの言葉も分かりませんが、1週間もすればほとんどの子が覚えてしまいます。
1回で、2つから5つくらいだけ、ことわざの意味を教えればよいと思います。「へエー」という表情をしながら、子どもたちは真剣に話を聞きます。
どの教科でも使えますが、国語の導入に使うと楽しいと思います。
子どもたちがことわざをよく覚えますので、保護者会でも話題になります。
B6位のサイズなのでかなり小さいですが、40人の学級でも十分に使えます。
入手先は紀伊国屋、ジュンクドー書店などの大型書店、もしくは、以下のホームページより。
紀伊国屋書店梅田店ハイブリッドウェブ
http://bookweb.kinokuniya.com/umeda/
JUNKUDO BOOK WEB
http://www.junkudo.co.jp/index.jsp?
Aジョイフル英語カード(LカードNo.1 明治図書 3619円)
教師用フラッシュカードの正統派です。B5版なので、全員の子が十分に見える大きさです。
中身は、色、顔、体、スポーツ、乗り物、文具、動物(1)、動物(2)、食べ物(1)、食べ物(2)の10項目があり、全部で100枚ものカードが1セットになっています。単語は身近なもので、割と覚えやすいです。(もちろん、応用的な、難しい単語も含まれています)
この内容、数の多さ、カラーの美しさを考えれば、この値段は安いと思います。5色百人一首のように、日によって内容を変えられる点がいいです。英語の時間はもちろん、国語の時間の導入にも使えます。注文は明治図書のホームページから。
明治図書
http://www.meijitosho.co.jp/index.htm
ジョイフル英語カード
http://www.meijitosho.co.jp/kensaku/bango.asp?bango=7994
B手製英語カード
自作教材です。数字の「1〜10」、「色カード」を作成しました。材料は厚紙。色カードは色紙を貼りました。
数字の「1〜10」は英語だけでなく、韓国語、中国語、ドイツ語、フランス語、インドネシア語、マレー語・・・どんな言葉でも使えます。特に、低学年の子どもはあらゆる言語でもあっという間に覚えてしまいます。
色カードのいいところは、「金」「銀」のカードが作れるところです。市販フラッシュカードには「GOLD」「SILVER」がないのです。しかも、なぜか子どもはこの2枚がとても好きなのです。
色カードの作り方
@A4の厚紙を用意します。
A表に教育用色紙をのりで貼ります。
B裏に、英語で何色かを書きます。
数字カードの作り方
@A4の厚紙を用意します。
A表にマジックで数字を書きます。
B裏に、英語で数字を書きます。
どちらも簡単に作れますよ!
数字カードは算数の時間にも使えます。
C英語カード(くもん出版 1400円CD付き)
このカードは好きな子と、苦手な子と、好みが分かれました。カード自体が小さいこともありますが、特徴は「聞き慣れない単語が多いが多い」ことです。ですから、ある程度英単語の知識を持ち、さらに覚えたい子向きとも言えます。
付録のCDは単語ごとにトラックが分かれていて、使いやすいです。
入手先は紀伊国屋、ジュンクドー書店などの大型書店で。